ケアプロストプラスとは?ケアプロストとの違いを解説

ケアプロストプラスとは?ケアプロストとの違いを解説

ケアプロストには、「ケアプロストプラス」と呼ばれる新しい商品があります。「この2つの商品にどんな違いがあるの?」と疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?

このページでは、ケアプロストとケアプロストプラスの違いを詳しく解説します。ケアプロストプラスの成分や効果、副作用について知っておきましょう。これからどちらかを使ってみようと考えている人は、ぜひチェックしてみてください。

ケアプロストプラスは成分が違う

ケアプロストプラスとケアプロストは、含まれる成分が異なります。2つの成分を比べた表が以下です。

ケアプロストとケアプロストプラスの成分
ケアプロストの成分 ケアプロストプラスの成分
  • ビマトプロスト
  • 塩化ベンザルコニウム
  • ビマトプロスト
  • チモロール
  • 塩化ベンザルコニウム

表を見ればわかるように、2剤の違いは「チモロール」という成分が含まれているかどうかです。ケアプロストプラスにのみ、チモロールが含まれています。ビマトプロストの配合量は同じなので、チモロールの効果や副作用によって、2剤の違いがわかります。

以下より、チモロールという成分に注目しながら、ケアプロストプラスの効果や副作用を見ていきましょう。

ケアプロストプラスの効果の違い

ケアプロストプラスとケアプロストでは、効果が異なるのでしょうか?名前からすると、「プラス」とついているケアプロストプラスの効果が高そうですよね。

緑内障の治療なら、ケアプロストプラスの高い効果が期待できます。しかし、まつげ育毛剤として使うなら、効果は変わりません。

チモロールも緑内障に効果がある

ケアプロストプラスに含まれるチモロールは、ビマトプロストと同じく緑内障の治療薬に使われている成分です。国内では、「チモロールマレイン酸塩」として点眼薬に用いられています。チモロールには眼圧を下げる作用があり、これもビマトプロストと同じです。

緑内障の治療薬として使うなら、眼圧を下げる成分が追加されたケアプロストプラスの方が効果は高いでしょう。ケアプロストプラスは、緑内障の治療薬としてパワーアップした医薬品なのです。

まつげを伸ばす効果は変わらない

ケアプロストプラスをまつげ育毛剤として使うなら、効果はケアプロストと変わらないと考えられます。なぜなら、ケアプロストプラスに追加されたチモロールには、まつげを伸ばす効果がないからです。

チモロールの持つ作用では、「睫毛内反」という症状を引き起こす可能性があります。これは、まぶたが内側に反ることで、まつげが目に当たってしまう症状です。これにより、角膜などが傷ついてしまいます。

チモロールのまつげに関する作用はこれだけなので、「ケアプロストプラスの方がまつげが伸びやすくなる」といった効果は期待できません。それどころか、余計な副作用まで起こる可能性があります。

ケアプロストプラスは副作用が危険

ケアプロストプラスを使う際は、副作用に注意が必要です。有効成分がビマトプロストのみであるケアプロストには、重大な副作用はありませんでした。対して、チモロールが含まれるケアプロストプラスには、呼吸不全や心停止といった副作用が引き起こされる危険性があります。

以下は、ケアプロストプラスで起こるかもしれない、特に重大な副作用です。

  • 気管支痙攣
  • 呼吸困難
  • 呼吸不全
  • 心ブロック
  • うっ血性心不全
  • 脳虚血
  • 心停止
  • 脳血管障害
  • 全身性エリテマトーデス

チモロールが含まれている国内の点眼薬では、このような副作用が見られています。呼吸器や心臓などへの影響が考えられるので、気軽に使うのはやめておきましょう。ケアプロストプラスを使って同じ副作用が起こるとは限りませんが、このような危険があることは覚えておいてください。

チモロールが含まれる国内の点眼薬は、気管支喘息や心不全の患者の使用は禁止されています。そのため、気管や心臓が弱い人は、ケアプロストプラスの使用を避けるべきです。

効果や副作用を総合して考えると、まつげ育毛をするならケアプロストの方がよいでしょう。

ケアプロストの方が値段も安いので、わざわざケアプロストプラスを買う必要はありません。

まとめ

ケアプロストプラスとは、ケアプロストの進化版です。とはいえ、緑内障の治療薬として進化した薬であり、まつげ育毛の効果が上がったわけではありません

ケアプロストとケアプロストプラスの違いは、チモロールという成分が含まれているかどうかです。ケアプロストプラスに含まれるチモロールには、まつげを伸ばす効果はありません。それに加えて、呼吸不全や心停止といった重大な副作用も確認されています。

このことから、まつげ育毛に使いたいなら、ノーマルのケアプロストがおすすめです。