まつげに白髪が生えて困ったら・原因と対策を知ろう

まつげに白髪が生えて困ったら・原因と対策を知ろう

白髪と言えば頭髪が白くなることですが、実はまつげも白くなることがあります。老化がはじまると、ヒゲや鼻毛など、あらゆる部位に白髪が目立ってきます。まつげに白髪が生える原因と対策を見ていきましょう。

まず、まつげを生み出しているのは「毛母細胞」という細胞です。毛母細胞は毛を作りますが、黒色に染める力は持っていません。そこで、メラノサイトという細胞からメラニン色素をもらい、毛を黒く染めます。このような流れを経て完成した毛は、皮膚の表面に生えてきます。

しかし、メラノサイトの働きが衰えると、まつげを黒くするためのメラニン色素が不足します。また、メラノサイトの数自体が少ない場合でも、メラニン色素が十分に行き渡りません。このように、白髪が発生するそもそもの原因として、メラノサイトの休眠と不足の2パターンが挙げられます。

メラノサイトが休眠・不足し、まつげが白髪になる原因は、老化や血行不良、遺伝、ストレスなどです。

老化によってまつげの白髪が発生する理由は、メラノサイトの働きが弱まるからです。また、歳とともにメラノサイトが失われることにより、メラニン色素が不足します。老化が進むとさまざまな細胞が衰えはじめるため、まつげに白髪が生えてくるのも自然なことです。

次に、血行不良もまつげの白髪の原因として挙げられます。血行不良になると、周辺に十分な栄養が行き渡りません。これにより、メラノサイトの働きも弱まります。特に、まつげは眼精疲労による血行不良の影響をダイレクトに受ける部分です。デジタル機器の使いすぎなどで目の疲れが溜まると、まつげに白髪が生えやすくなります。

そのほかに考えられる白髪の原因は、親からの遺伝です。白髪が生えやすい遺伝子を受け継いだ人は、メラノサイトを生み出して保持する力が、通常よりも弱いとされています。そのため、髪だけでなく、まつげにも白髪が生えやすいでしょう。

ストレスもまつげが白髪になる原因です。過度なストレスを受けると、自身を守るために体内では免疫機能が働きます。そこで、全身の細胞では、インターフェロンというタンパク質が分泌されます。このインターフェロンが多すぎると、メラノサイトを攻撃してしまうのです。その攻撃によってメラノサイトの働きは弱まるため、白髪が生まれます。

まつげに白髪が生えたときの簡単な対策は、マスカラを塗って隠すことです。白髪を根本的になくしたい人は、まつげ育毛剤や美容液を使いましょう。まつげ育毛剤は長さの改善だけでなく、メラニン色素を生成する働きも持ちます。まつげ美容液は必要な栄養を補ってくれるため、まつげの白髪を減らすために役立つかもしれません。そのほか、目元をマッサージして血行を促進したり、ストレスを発散したりすることも重要です。